このページでは、ソニー製テレビ ブラビア(BRAVIA)で「赤いランプが点滅してテレビが映らない」などのトラブルが発生した際の原因と対処法を詳しく解説します。
まずは確認!ソニー ブラビアのランプ点滅の確認方法
ブラビア本体のランプ(イルミネーションLED)が赤色に点滅している場合、テレビ本体が何らかの異常を検知しています。
ソニー公式では点滅回数の意味は非公開とされていますが、一般的に点滅回数(2回〜8回)によって故障箇所がある程度特定できます。
点滅回数を確認するには、ランプが「パパパッ」と点滅した後に数秒消灯し、また点滅を繰り返しますので、その1サイクルでの点滅回数を数えてください。
【基本の対処法(全エラー共通)】
- 本体の電源ボタンを長押ししてテレビを再起動する(または電源コンセントを抜いて2分ほど待ってから挿し直す)。
- テレビ周りのホコリを掃除機などで吸い取る。
- 外部機器(レコーダーやゲーム機)やUSBケーブルをすべて外して改善するか確認する。
これらを行っても再び赤いランプが点滅して映らない場合は、以下の回数別の故障箇所の可能性が高いです。
赤いランプ点滅回数ごとの原因と対処法
(画像errorcode)
赤ランプ点滅 2回・3回
重要度: ★★★ 高度(修理が必要な可能性大)
症状・原因:
電源基板やメイン基板のショート、または電圧異常を示している可能性が高いです。テレビ内部の回路そのものに問題が起きており、電源が入らない、またはすぐ切れてしまう状態です。
対処法:
- コンセントの抜き差し(放電)を一度お試しください。
- 改善しない場合は、内部基板(メインボードや電源ボード)の交換が必要です。ご自身での修理は困難なため、メーカー修理や買い替えを検討してください。
赤ランプ点滅 4回・5回
重要度: ★★★ 高度
症状・原因:
バックライトの寿命、または液晶パネルやパネルを制御する基板(T-Con基板)の異常が疑われます。映像が映らない、画面の一部が暗いなどの症状が発生します。
対処法:
- コンセントの抜き差しで一時的に復旧することがありますが、根本的な解決にはなりません。
- 液晶パネルの交換は非常に高額になります。テレビの購入から数年経っている場合は、買い替えをお勧めします。
赤ランプ点滅 6回(※最も頻出)
重要度: ★★★ 高度
症状・原因:
バックライトの異常や電源基板のエラーが原因です。ブラビアの故障の中で最もよく報告される症状の一つです。画面が真っ暗なまま、音声だけが出る場合もあります。
対処法:
- 電源の再起動(コンセント抜き差し)で直るか確認します。
- 直らない場合は、バックライト部品または電源基板の寿命・故障と考えられます。修理依頼または買い替えが必要です。
赤ランプ点滅 7回
重要度: ★★☆ 中度(自分で直せる可能性あり)
症状・原因:
テレビ内部の温度上昇が原因です。ホコリがたまっていたり、排熱口が塞がっていたりして、内部の熱が逃げなくなっている(排熱不良)サインです。
対処法:
- テレビの電源を切り、本体が冷めるまで待ちます。
- テレビの背面や上部などの通風孔(スリット部分)に溜まっているホコリを、掃除機などで吸い取ってください。
- 壁にピッタリと寄せすぎている場合は、少し間隔を空けて風通しを良くしてください。
- 改善すればそのまま使用可能です。それでも点滅する場合はファンの故障などが考えられます。
赤ランプ点滅 8回
重要度: ★★☆ 中度
症状・原因:
音声回路(オーディオアンプ)の異常などを示しています。映像は出ているのに音が出ない、あるいは映像も見えなくなることがあります。
対処法:
- 本体の再起動(コンセント抜き差し)をお試しください。
- 外部スピーカーやサウンドバーなどを接続している場合は、一度外してテレビ内蔵スピーカーから音が出るか確認してください。
- 改善しない場合はメイン基板等の修理が必要です。
画面に表示されるエラーメッセージ(B-CAS・受信エラー)
ランプの点滅とは別に、テレビ画面に文字だけが表示されて映らないケースがあります。よくあるエラーメッセージとその対処法です。
「B-CASカードを入れてください」「B-CASカードを読み取れません」
原因・対処法:
B-CASカードの接触不良や一時的な読み取りエラーです。まずはテレビの電源を切り、B-CASカードを抜き差ししてみてください(ICチップ部分の汚れを乾いた布で軽く拭き取ると効果的です)。カードを抜き差ししても直らない場合は、カード自体の故障の可能性が高いため、B-CASのカスタマーセンターにお問い合わせください。
「このB-CASカードには必要な情報がありません」
原因・対処法:
有料放送(WOWOWやスカパー!など)を契約していない(または契約情報が更新されていない)カードで視聴しようとした場合に表示されます。ご覧のチャンネルのカスタマーセンター(契約先の事業者)にお問い合わせください。
エラーコード:E201(信号レベルが低下しています / 降雨対応放送)
原因・対処法:
アンテナからの受信電波が弱まっている状態です。アンテナ線の緩みや抜けの可能性がありますので、テレビ裏のケーブルがしっかり接続されているか確認してください。また、大雨や大雪などの悪天候時には一時的に電波が遮られ「降雨対応放送」に切り替わったり、受信できなくなったりします。この場合は天候の回復をお待ちください。
エラーコード:E202(受信できません)
原因・対処法:
テレビに全く電波が届いていません。まずはアンテナ線が抜けていないか、正しく「地上デジタル」「BS/CS」の端子に繋がっているか確認してください。戸建ての場合はアンテナの向きが強風でズレていたり、マンションの場合は共同アンテナのトラブルも考えられます。
エラーコード:E203(このチャンネルは現在休止中です)
原因・対処法:
放送局側が番組を放送休止している場合に表示されます。他のチャンネルに合わせて、映るようであればテレビの故障ではありません。
エラーコード:E210(本機では、このサービスには対応していません。)
原因・対処法:
テレビとしては対応していない放送サービス(データ放送の特定サービスなど)のチャンネルを選択した際に表示されます。選局を戻してください。
修理 vs 買い替え判断基準

ブラビアの故障の場合、修理するか買い替えるか悩むことがあります。以下の点を考慮して判断しましょう。
修理を選ぶべきケース:
* 購入から5年以内の場合や、長期保証の期間内: メーカー保証や量販店の延長保証(5年・7年など)が有効であれば、無償(または安価)で対応してもらえる可能性があります。
* 赤ランプ7回点滅など軽微なケース: 掃除等で熱暴走を防ぐことで解決した場合は、そのまま使い続けることができます。

買い替えを検討すべきケース:
* 購入から7〜10年以上経過している場合: テレビの耐用年数は約7年〜10年と言われています。メーカーの部品保有期限(通常は生産終了から約8年)が切れていることも多く、他の部品も劣化しているため買い替えがお勧めです。
* 液晶パネルやメジャー基板の交換が必要な場合: パネルの交換費用は5万円〜10万円以上かかることが多く、新品を買った方が安く済むことが多々あります。
* 最新のアプリ・動画を高画質で楽しみたい場合: 最新のブラビアはネット動画(YouTube、Netflix等)対応やAndroid TV / Google TVの動作が非常に快適になっています。
よくある質問(FAQ)
Q: リモコンのボタンを押しても反応しない・電源が入らない時は?
A: リモコンの電池切れや、テレビ本体の一時的なフリーズが原因かもしれません。まずはテレビ本体側の電源ボタンを押して反応があるか確認し、反応がない場合はコンセントを抜いて2分間の放電をお試しください。
Q: 赤色ではなく、オレンジ色や緑色に点滅している場合は?
A: 正常な動作を意味していることが多いです。オレンジ色の点灯・点滅は録画予約の待機中やソフトウェアのアップデート中、タイマー機能の動作中などを示します。この場合は故障ではありませんので、処理が完了するまでお待ちください。
対象となる主なブラビア型番一覧
| 年代 | 対象となる主な型番(抜粋) |
|---|---|
| 2022〜2023年モデル(L・Kシリーズ) | XRJ-65A95K, KJ-65X80L, XRJ-55A80L, XRJ-65A80K, XRJ-85X95L, XRJ-65X90L, KJ-55X85K 等 |
| 2020〜2021年モデル(J・Hシリーズ) | XRJ-65A90J, XRJ-55A80J, KJ-65A8H, XRJ-75X95J, KJ-65X85J, KJ-55X8000H 等 |
| 2018〜2019年モデル(G・Fシリーズ) | KJ-65A9G, KJ-55A8G, KJ-65A8F, KJ-65X9500G, KJ-55X8550G, KJ-65X9000F, KJ-55X8500F 等 |
| 2015〜2017年モデル(E・D・C等) | KJ-77A1, KJ-55X9000E, KJ-65X8500E, KJ-65Z9D, KJ-55X9300D, KJ-55X8500C 等 |
| フルHD・HD液晶の旧型番(KDL-シリーズ) | KDL-43W730E, KDL-32W500E, KDL-50W800C, KDL-40W600B, KDL-40W900A 等 |
まとめ
ソニー ブラビア(BRAVIA)のランプが赤く点滅したり、B-CASカード関連のエラーなどが出た場合は、まずコンセントの抜き差しなどの基本操作で復旧するか試してみてください。点滅回数が「6回」や「2回・3回・4回・5回・8回」の場合は内部部品の故障の可能性が高く、メーカー修理に依頼する必要があります。購入から年数が経っている場合は、修理代が高額になることから最新モデルへの買い替えも視野にご検討ください。
公式サポート
この記事の対処法を試しても直らない場合や、自分での修理に不安がある場合は、メーカーの公式サポートへお問い合わせください。
ソニー ブラビア公式サポート(Google検索)
注意書き
この記事は、ソニー製テレビ ブラビアの一般的なエラーランプ点滅の意味と対処法について解説したものです。ソニー公式では点滅回数の意味を完全には公表していないため、必ずしも記載通りの原因であるとは限りません。まずは公式の取扱説明書やサポートサイトをご確認ください。記載している対処法等を実施していかなるトラブルや損害が生じた場合でも、当サイトは一切の責任を負いません。分解を伴う修理は感電や火災の恐れがあり非常に危険ですので、ご自身では絶対に行わないでください。


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